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田中幹夫のちょっと一息

24年前初めてネパールを旅したときのまったりした時間を思い出す。利賀に住み、自然に向かい、そばを打つ。そんなゆっくりした時間がいい。ネパールでのひとときのように。ちょっと一息入れましょう。人が好き!南砺が好き!利他の心でまちづくり!「吾唯知足」「知足利他」

これが男の心意気だ

2014年09月01日
「これが男の心意気だ」

鈴木忠志さんの演出「シラノ・ド・ベルジュラック」でのシラノ最後の台詞だ。
「シラノ・ド・ベルジュラック」と「椿姫」は舞台芸術の世界ではフランスが生んだ二大純愛物語だそうだ。この夏利賀の舞台に花火とともに打ち上げられた。
演出ノートはこちら。
今年北京で開催のシアターオリンピックでも上演が決定している作品。
昨夜も先週に引き続きこの「シラノ」を観た。見れば見るほど感動が深くなる。


土曜日は観劇三本。というもの多くの著名の方が集まることからご挨拶もかねて早めに会場入りした。
総務省地域財政審議会の神野会長。
毎年ここでお会いする世界的建築家磯崎 新氏。
青柳文化庁長官。
安藤国際交流基金理事長。
石井知事。
また、この演劇祭は演劇ばかりではなく日本を考える素晴らしいシンポジウムも開催される。
そのパネラーで経済学の水野和夫さん。社会学の大澤真幸さん。政治学の白井聡さんらの顔も見える。本日10時半のシンポのテーマは「私たちは、どこに向かうの」戦後レジームからの脱却とニッポンの前途。


今回世界からの注目度が非常に高い。
18カ国から150人の外国演出家、俳優達が鈴木演劇のワークショップや訓練に参加。また、各国のマスコミが多数入っていた。

今日は中国福建省で生まれた梨園劇から始まった。中国の至宝と呼ばれる女優が演ずる世界。

そして25年ぶりに再演「トロイやの女」は素晴らしかった。
演劇のことはあまりわからない私も若い頃観た事がある演目で、新しい俳優の皆さんによるもの。
演出ノートはこちら。。。。

そしてシラノ。

途中演出家鈴木忠志氏Q&Aもありその中でのやり取りがまた興味深い。

「今の日本人は演劇の力を知らない。日本国に演劇を育てるシステムが無いのでは。だから東京の演劇には将来が見えない。
もともと演劇は世界中で近代化の窓口だった。そんな歴史有る演劇の力を知るべきだ。欧米はもちろんアジアでも演劇の重要性を知っている。日本で起きている事は興業。趣味の世界になってきている気がする。文化庁から経済産業省の分野に演劇が変わってきているようだ。」
「この利賀では世界から演劇人が集まって来て、ここで稽古し、ここから世界に向けて発信できる。今日も18カ国150人の海外からの俳優や関係者が集まって来ている。」
「国際交流とか言う事ではなく、ここ利賀はアジアでの演劇の拠点となっている。」
「ここから世界に認められるものが出ている。」「人口600人の小さな村に六つの劇場がある」こんな村での活動を世界は認め、作ろうとしている」
「箱ものじゃなく。人がいると言う事が大事。」

また、世界の鈴木忠志氏の発言に心打たれ、私たちのこの地での活動を誇りに思った濃い一日だった。
今日から「男の心意気」を感じる仕事をやり抜きたい。真剣にそう思った。

備えあれば。。

2014年09月01日
昨日は総合防災訓練。
朝8時15分法林寺断層でマグニチュード7.2の地震発生。
火災発生。
8時50分に現場近くの河川敷に災害対策本部を設置。
今回は現在計画中の行政防災無線と移動系無線により情報収集や計画中のスピーカーの確認等も訓練で確認した。

福光、石黒公民館に避難所を開設。八つの行政センターに直接現場から無線で指示や情報収集を行った。

広場では常備消防と地域防災会の訓練や、レスキューによる訓練等多くの市民の皆さんに参加を頂いた。消防団も勿論一斉放水や水防作業など訓練した。災害協定の協会や団体。ボランティアの皆さんにも集まって頂き心より感謝申し上げます。

実際に公助、共助、自助。
自分家族、近所への災害時の様々な協力体制を日々の訓練や地域で築き上げることが重要です。
地域防災組織の組織率も99%を超えている。またそれぞれの組織に防災士を育成して行く予定だ。

東洋のペスタロッチ

2014年09月02日
ペスタロッチ

日本でただ一人、時の文部大臣(岡野清壕 天野貞祐、松村謙三)から、最高の教育者として世界的に尊敬されているペスタロッチの名にちなんで、「東洋のペスタロッチ」と讃えられた。山崎兵蔵先生。

南砺市福光のへき地 刀利村へ代用教師として15歳で赴任し、55年間子どものために、村のために、村民のために、刀利のために、教育のために、すべてを他のために情熱も燃やして頂いた先生。

今日、一冊の本を頂いた。
詩人と写真家による「山崎少年の刀利谷」 時潮社
  谷口典子 著 
  風間耕司 写真
  太美山自治振興会 編

帯には。。。。
山崎兵蔵少年が生涯愛し続け、導いた真宗大谷派の僻村刀利。その歴史と山崎少年の教育、文化、生活向上に賭した情熱をいま、ここに活写してありし日の地域を憶い、南砺地域、そして環日本海教育に思いを馳せる。

明治三十四年五月一日。十五歳を迎えた直後の山崎少年が代用教員として刀利に赴任して以来、集落がダムに水没するまで人々と生活をともにし、児童教育および地域の発展に全力を捧げた生涯をたどります。ここで私たちは日本の原風景を実感できるかも。。。。 著者






 今日は太美山自治振興会長さん。著者の谷口典子さん。写真家 風間耕司さん。編集にご尽力を頂いた奥野福光美術館館長。そして山崎先生の教え子で刀利出身の皆さんも市長室に来て頂き、学校、図書館へと40冊を贈呈頂きました。
 山崎先生の想いは現代の私たちが忘れかけている大事なものを教えてくれる。今こそ南砺から全国へ。刀利の心を未来へ発信したい。教育関係者をはじめ保護者の皆さんにも是非読んで頂きたい。
 南砺の偉人 山崎先生の教えをさらに南砺の子ども達に教えていきたい。




万華鏡 156号 「刀利」より」 抜粋

「川下の人々のために、ダム建設を認めてもらえま いか。」と、松村謙三のことばに、結束の固かった反対運動 の囲みは解かれた。当時珍しい農林省直轄のダム工事は昭和 四十二年に完成した。
 小矢部川の上流、刀利谷は数々の歴史を秘めているが、その 昔から飛騨を結ぶ戦略上の要路であり、煙硝製造、山菜、 とりかけ堅炭の特産地として経済的にも豊かな地であった。 「刀利の生神様」あるいは「東洋のペスタロッチ」とまで謳 われた故山崎兵蔵の存在も欠かせない。生涯をこの山間地 の教育だけでなく、地域振興のためにすべてをささげられて いる。住民たちは、親子三代にわたってその薫陶を受けてい るが、いまやその教えを体験した人の数も限られている。
 かっては、桃源郷とまでたとえられた刀利はダム湖となっ て久しく、豊かであった山村の面影はほとんど無い。下流で 暮らしている人々にとっても、その恩恵は記憶のかなたに風化 していく。
 小矢部川の水源となった刀利谷の自然環境は、住民の生活 があったときはきめ細かく守られてきた。いまはダムがそれ に取って代わったとはいえ、完璧とはいえない。

福光まちめぐり祭り

2014年09月10日
【棟方志功】
わだばゴッホになる。
板画家棟方志功さんが6年8ヶ月暮らしたまち福光。
県の歴史と文化の薫るまちづくり事業によるスタートとして13日から15日まで「福光まちめぐり祭り」が開催されます。
その目玉として今回街中にぎわい二号館に棟方さんが福光へ来て2カ月ほどで描いた「法林寺經水焔巻2巻と四天雄飛の図の高精度複製が作成され我々も目にすることが出来ることになりました。
本物と同じ出来上がりです。驚。
是非多くの皆さんにみて頂きたいものです。
城端線に蒸気機関車が走っている様子や、福光大橋で神輿が出会う様子を始め街中が描かれています。
必見です。
歴史と文化が薫るまちづくり事業は富山県のヒット商品だと思っています。
真剣にまちづくりを考え行動する団体への支援策ですから、今回の福光地区の皆さんも昨年からプランを作り再来年までしっかり市民の皆さんの力とアイディアで取組んで頂きます。実行委員会の皆さんには敬意を表します。

映画を観て考えませんか?

2014年09月17日
【映画を見て考えて一緒に考えてみませんか? 無料です。】
「環境」や「食」、「農」、「地域経済」など社会的課題をテーマとした映画(ソーシャルシネマ)を上映し、鑑賞後に内容の解説とテーマ課題を掘り下げる対話(ダイアログ)の場を設けることにより、課題に対する知識や意識を深めることを目指しています。
エコビレッジ構想が目指す小さな循環による自然共生・地域循環型社会の実現に向け、気付きと繋がりが生まれるきっかけの場をつくります。
初日は
「9/19(金)午後6時30分〜午後9時
「幸せの経済学」 
テーマ:本当の豊かさについて考える
じょうはな座です」
無料です。(定員200名)
今一度皆さんと真の幸せを考えてみませんか?
そして2050年の南砺市のあり方を谷崎テトラさんと一緒に考えてみませんか?
私も語ります。
是非お越し下さい。
http://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=12908

53歳の誓い

2014年09月24日
昨日秋分の日に53回目の誕生日を迎えました。
国民の祝日が誕生日という幸せを感じながら。
最近はFACEBOOKやLINEといったSNSのおかげで多くの方から暖かいお祝いメッセージを頂きます。
昨日も本当に多くの皆さんからのメッセージに感謝です。
多くの皆様に支えて頂き本当に幸せ者です。



さて、昨日のニュースでは
世界は大きな。大きすぎるテロ組織と新たな戦いに突き進んでいる。
神戸では幼気な小学校一年生が何者かに殺されるという痛ましい事件が発生し。
どこかの県ではまたもや県議が走り廻って報道から逃げてます。がくっ!
日本の真の地方分権の先行きは真っ暗ですね。
そんな中、日本の若者は仁川アジア大会で素晴らしい活躍をしています。

日本は地方の人口減少と高齢化の中、
「成長の時代」から。
「グローバル経済」からの脱皮がなかなか進まない。

「豊かさ」から「幸福」へ。
「量」を「質」へというシフトがなかなか進まないのだ。
そんな時代に生きている私たちは何を考え何を行動すべきか?

歳をひとつとっても機能をアップできるモノはないが。
いや。逆に機能ダウンが避けられない体力を「経験」やヒトとヒトとの「繋がり」によって更に粘りっこい「利他人」としてバージョンアップをしていかなくてはならないのだ。

今日有る著名な経営者のつぶやきを紹介したい。
「達成感を得たら、その時点で成長は止まる。」
この言葉を自分自身の胸に。成長し続ける事を誓う。
そんな一度しかない2014年9月23日としたい。

皆さんありがとうございました。
作者 : 田中幹夫

南砺市長。 人が好き。南砺が好き。企業・利賀村役場職員を経て南砺市議会議員。そして2008年2代目「南砺市長」当選。53歳 市政・地域おこし・まちづくり・グリーンツーリズム・スキー・そば・ネパールなど様々な話題を提供します。南砺市利賀村で母、妻、長女(看護師)、長男(大3)、次女(大1)家族。

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