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田中幹夫のちょっと一息

24年前初めてネパールを旅したときのまったりした時間を思い出す。利賀に住み、自然に向かい、そばを打つ。そんなゆっくりした時間がいい。ネパールでのひとときのように。ちょっと一息入れましょう。人が好き!南砺が好き!利他の心でまちづくり!「吾唯知足」「知足利他」

映画 稲塚権次郎物語

2014年06月18日
「郷土の偉人映画に」

 


 最近富山県を舞台にした映画が増えている。景色や風景。富山県フイルムコミッションや市町村の取り組みの成果でもあると思うが、何より県人のホスピタリティというか歓迎、応援ムードの心地よさもあるんじゃないだろうか?
 先日某若手有名俳優が出演するロケに市内飲食店さんからロケ弁は提供された朝早くからの撮影。暖かい食事をとキッチンカーを使い心から美味しい料理を提供して頂いた。ロケ最終日に割り箸の袋に言葉を書き、関係者の感動を得たと聞いた。素晴らしい。
 また、「春を背負って」の大キャンペーンが続く中、南砺市内では「映画 稲塚権次郎物語 Norin Ten」の撮影が行われた。私もエキストラとして出演した。仲代達矢さん、野村真美さんら豪華キャストを迎えてのロケだった。
 稲塚権次郎さんは小麦農林10号を育種した方。農林10号は収量が多く。世界の食料危機を救った「緑の革命」だ。そして当事者であるアメリカのボーローグ博士はノーベル平和賞を受賞し、稲塚博士の功績だと城端を訪れ賞賛したのだ。小麦農林10号はのちに今は普通に食べているコシヒカリの元にもなったという。
 稲塚権次郎さんは我が南砺市の偉人だ。後世にも伝える事ができる映画化を歓迎し、素晴らしい作品に完成する事を願ってやまない。

懐かしい未来より

2014年06月22日
もっと人が発する言葉の大切さ、責任を考えるべき。

今読んでいる本の冒頭に書かれた詩文を紹介したい。
「懐かしい未来」より
ラダックの仏教哲学者 タシ・ラプギャス氏

偉大なるヨーロッパ、あなたの故郷
多くの自由な国が花開き
無限のものの豊かさ技術も産業も反映している

より多くの悦楽に満ち、
より慌ただしい生活を送り、
より多くの科学と文学にあふれ、
より激しくなる事態は変化する

進歩を欠いたこの地だが、
幸福で平穏な心がある
技術は無いが、
仏の法に根ざした深い道がある

ラダックとチベットの言葉は、
賢いラマの言葉
仏の法にあふれた宝
これに並ぶ言葉なし

きらびやかな、すべての現象は、
心して見よ
何か深い意味が存在するかを

なんの意味も私は見出せない

人は多くを消費するかもしれない
繁栄の喜びがあふれるかもしれない
偉大な名声や権力を得るかもしれない
だが、死は確実に人を奪い去る

死の際には、その人の功績のほかに、
ひとかけらの富さえもなくなる
善行と悪行が、
喜びと悲しみを生む

仏の法の本質を悟らなければ、
二重の妄想が残る
理解が言葉を超えるまで、
言葉ははてしなくつづく

精神を集中して努力しなさい
そうすれば直ちにわかるであろう
壮大なものが見えてくる
そして、私の言葉も明らかとなる

演出家 鈴木忠志氏の講演

2014年06月26日
おはようございます。
西日本では大雨、東京では雹が降り、大変な状況ですが北陸は穏やかです。
ワールドカップブラジル大会も我がニッポンチーム惜しくも予選リーグ敗退でしたね。残念ですが。選手の皆さん。関係の皆さんに拍手を送りたいと思います。お疲れさまでした。

また、同志の逮捕のニュース。何かの間違いだと信じています。

昨夜は富山県議会自民党政調会の皆さんが利賀で活動する世界的演出家鈴木忠志氏を講師に勉強会と懇親会を企画して頂き、TOGAアジアアーツセンター支援委員会(会長は吉田YKK会長)のメンバーも参加して行なわれました。

利賀出へ活動の拠点を移して39年。
現在は中国、韓国、台湾の俳優や演出家と共にインターナショナルスコットとして活動もしている。先日上海での公演も大盛況であった。
最近の日本の若者とアジアの若者は国を背負おうとする気構えが違ってきている。日本人には自分の仕事や、やってることが国と関係しているという意識が薄い。
ヒトはそれぞれのあらゆる仕事を何のためにやるのか?なぜやるのか?理屈があるはず。芸術家だってもちろんそうだ。
芸術家は自分の作品を他人に観てもらって喜んでもらう。元気になってもらう。誰かを励ますことができる。そんな自分以外のヒトの喜びを見て喜ぶ職業なんだ。
どんな人間でも役割を持つことで自閉症や自殺はなくなる。

地域の崩壊は大きな問題だ。国の57%が僻地。その僻地には10%の人口しか住んでいない現実。更に人口減少。高齢化。地域、三世代同居、家族の崩壊などが広がってきている。他人との連帯や集団が無くなっていく。経済発展の負の部分だろう。
現在の中国も、韓国も良く似たカタチになってきている。中国でも韓国でも田舎でも芸術活動が必要だと感じている。現に両国から相談を受けている。モデルは利賀だ。
今後更に芸術文化や精神文化を育む事業が必要となる。
2020年には世界の芸術家を日本に招くとのプランもある。
これからも利賀でがんばる。富山県は芸術文化や地方を守るリーダー県となってほしい。





こんな内容だったかと思います。
熱い想いを、提言をお聴きしました。知事、県議、経済会の皆さんにもお聴き頂き、TOGAでの劇団SCOTの活動やTOGAの活性化について有難いご意見を頂いた。
今年の夏は是非利賀での演劇を観て下さい。
作者 : 田中幹夫

南砺市長。 人が好き。南砺が好き。企業・利賀村役場職員を経て南砺市議会議員。そして2008年2代目「南砺市長」当選。53歳 市政・地域おこし・まちづくり・グリーンツーリズム・スキー・そば・ネパールなど様々な話題を提供します。南砺市利賀村で母、妻、長女(看護師)、長男(大3)、次女(大1)家族。

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