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田中幹夫のちょっと一息

24年前初めてネパールを旅したときのまったりした時間を思い出す。利賀に住み、自然に向かい、そばを打つ。そんなゆっくりした時間がいい。ネパールでのひとときのように。ちょっと一息入れましょう。人が好き!南砺が好き!利他の心でまちづくり!「吾唯知足」「知足利他」

地域づくりはやっぱり人。そして情熱。

2014年02月01日
今年の「地域づくり総務大臣表彰」を頂きました。
市長自治体部門という事だが、内容は五箇山の世界遺産集落でライトアップ事業や民謡の披露など行なう等の取り組みを続けている関係者の皆さんへの表彰だ。
多くの関係の皆さんのおかげ。敬意と感謝を申し上げたい。

総務省のホームページはこちら。

表彰式が2月1日長野市で開催された。
総務省からは伊藤政務官。関審議官
ご来賓として阿部県知事、地元小坂憲次代議士。そして審査員の皆さん。
24の個人団体に授与された。







こういった賞は改めて地域づくりのモデルとして紹介される。取り組みが認められたという力にもなる。今年も幸先はいいぞ。
ちなみに平成16年には利賀での演劇活動による地域づくりが同賞を頂いている。南砺市としては二回目。

今回はいろいろな縁を感じる表彰式だった。
先ず。司会進行は一昨年まで富山県に出向していた出口課長。
そして伊藤政務官の奥様は私たちも世話になっている東海となみ野会会長さんの娘さん。
審査員には世界遺産マスタープラン委員の政所利子さん。
その他いろいろ繋がる人たちとお会いできた。

地域づくりは人。そしてネットワーク。新鮮な気持ちで多くの皆さんの熱意を嬉しく感じる表彰式だった。

独り言。利賀の清流パスタがほしい。

2014年02月03日
私は麺が大好きだ。。。
もちろんそばは自分で打つのが一番うまい。
夏は冷えた手打ちそばか素麺。それも地元利賀の清流素麺が最高だ。

そう。地元利賀には早くから麺工場がある。
もともとは林業従事者の冬場の職場として通年雇用と収入を増やす事が目的に麺や山菜加工分野を森林組合が展開をして来た。それが利賀の特産品となっている。

利賀清流素麺。利賀そばはもちろん。うどんも様々な種類がある。
乾麺、生麺、冷凍麺と何でもある。

そこで新たな発想で新商品開発をしてほしいとリクエストしていたのが、パスタ。
そばを入れたり、行者ニンニクなど農家ともさらにコラボができそうだし、何と言ってもソースが野菜、キノコ等山の味を使いやすいと思ったのだ。

そんなことをいいながら長野のホテルの売店を覗くと。。。
ありました。そばパスタ。早速買い込み家で試食。なかなか美味しい。






利賀でパスタを作り、利賀、南砺市内のジビエ、行者ニンニク、山菜、緑野菜、トマト、キノコ等でオリジナルソースを作り、セット販売できないだろうか。
夢は膨らむ。。。。。夢だけ?

郷土の偉人 稲塚権次郎博士を再び世界へ!

2014年02月03日
夏の暑い、暑い日に毎年南砺市城端の蓑谷地域の皆さんによるイベント「権次郎祭り」が開催される。
私は暑い中で美味しい牛丼とラーメンとイワナの塩焼きを食べるのが毎年恒例になっているのだ。
城端蓑谷は日本の農業者 稲塚権次郎さんが生まれ育ったムラ。
権次郎さんとはどんな人か?
小麦農林10号を作った人。そしてこの農林10号がアメリカの農学者ノーマン・ボーローグ博士によって世界で生産量を増やし、食料不足を救いなんと1070年にノーベル平和賞が授与されたのだ。稲塚権次郎さんがいなければノーベル賞は授与されなかっただろう。
逆に稲塚権次郎さんへのノーベル賞でもあったのだ。

詳しくは
稲塚権次郎さん。ウイキペディア

稲塚権次郎さんとノーベル平和賞 ボーログ博士

さて、昨年夏よりこの稲塚さんの縁戚にあたる映画監督の稲塚秀孝さんが権次郎さんの映画を作ろうと動き出しておられた事は紹介したはず。秋には初めてのロケが行われた。

映画クランクイン。

そして昨日城端の皆さん。蓑谷の皆さんがこの映画を応援しようと立ち上がった。
今朝その報告に映画監督を始め関係の方々、地元の有志の皆さんが市長室に来られ。
今後の取り組みについてお話を聞いた。
南砺の偉人としてさらに紹介したいと思っていた。
そして映画によって世界へ発信するチャンスだと思っていた。
今後この映画の製作に対し市としても是非応援したいし、もっと広く大きな輪にして行きたいと思う。

今日、監督サイン入の台本(第二稿)を頂いた。春から本格的なロケが始まる。
偉大な郷土の偉人を後世に、世界に繋ぎたい。この思いでいっぱいだ。

冬でも利賀はインターナショナル。

2014年02月17日
おはようございます。
今年の冬は少しおかしいのか?
富山県は例年より少ない。(少ないといっても山間地利賀では2m以上あるが。。)
太平洋側は連日大雪の被害ニュース。
南砺への移住体験ツアーの参加者も昨夜の到着予定が今朝になったようです。
本当にお疲れさまでした。

さて、昨日は刀利会役員会に行って大変なご馳走を頂いて来ました。
刀利会とは刀利ダム建設に伴って離村された方々が今も交流をなされている会です。
現在は石川県、富山県両県にお住まいの皆さんが福光にお集まりになり、懐かしい刀利料理を頂きました。
熊肉のスキヤキ。山の天ぷら、栗ごはん等美味しい料理に懐かしいお話で良い時間を過ごさせて頂きました。写真で紹介しますが、熊肉は骨付きもあり。柔らかくて、脂身の甘い味も最高。。





その後利賀へ。
先月15日から利賀に滞在して今年夏の作品を創っていた世界七カ国の選出家、俳優の皆さんの利賀山房での作品を観て来た。
今年は雪が少ないと行っても2m以上の雪の中、利賀山房へ。
インターナショナルSCOTの「建築家とアッシリアの皇帝」の上演だ。

演出:マティア・セバスティアン
作:フェルナンド・アラバール

イタリア、アメリカ、デンマーク、リトアニア、オーストラリア、中国、日本
7カ国の演出家と俳優が、冬の利賀で創造した舞台。

文明から隔絶した孤島に住む原住民の建築家。
飛行機が墜落し、ただ一人生き残ったアッシリアの皇帝が彼の前に現れる。
母、兵士、修道女、裁判長、いいなずけ、…
二人が繰り広げる奇妙な<ごっこ遊び>は、迷宮の中を巡り続け、やがて!
スズキ・トレーニング・メソッドを修得した7カ国の俳優が、
トッカエ、ヒッカエ建築家と皇帝を演じる7カ国語版。

七カ国語が飛び交う空間での俳優達の名演技は凄みを感じた。

演劇終了後関係者の皆さんの夕食会にも参加。
山奥の国際化した空間は既に始まっているソチを思わせるほどだ。
今後も世界の演出家、俳優らが集い、新しい作品の創造の場となる。
既に次の中国北京のグループの入っており、アジア・アーツ・センターの本領発揮だ。






山奥の、しかも雪の利賀に集う世界の演劇人。
これをもっと活用しなきゃ利賀は沈んでしまう。

文化やスポーツは計り知れない力を私たちに与えてくれる。

最先端は田舎の暮らしだ!

2014年02月19日
ソチの話はソッチに置いて。。。。。

各地の豪雪について
埼玉県、山梨県あたりの雪による被害が心配です。
我々雪国は秋に除雪対策本部を立ち上げ様々な関係者と連携をし、冬を快適に安全に暮らすための体制は出来てますが。
普段雪が降らない地域での予想以上の積雪は大変です。
毎日報道や友人Facebook で見て聴いて大変な状況に大変心配をしています。
心よりお見舞い申し上げます。
日頃から昼夜を問わず除雪作業をして頂いている建設産業界はじめ市民の皆さんに心より感謝する毎日です。

そしてニュースを見て毎年4mの豪雪になると事もある利賀に70年以上住んでいる母は。
「私は3ヶ月間でも陸の孤島でも暮らせる知恵と備えがある」とポツリ。
野菜は漬け物だったり、雪室に入れたり保管している。米ももちろん。味噌も醤油も。。。。麹漬けの干魚等動物性タンパク質も。
水にさらすときれいな緑に戻る塩漬けの山菜も。

私も見習って。
昔の暮らしを古いとしてしまうのではなく。
そんな暮らしが新しい暮らし方とするべき。
昔の人は暮らしの中に知恵と技があった。

実践して行きましょう。「最先端田舎」に住む我々から。
発信して行きましょう昔の暮らしのかっこよさを。南砺から。

話は変わりますが。私の弱さを露呈するのが歯医者の診察台に座った時。
歯医者へ行ってきました。
少し前から疼いていた一本。
メタボと歯周病の関係をお聴きし、減量と運動を誓いはしたんだが。。。

先ずはワイヤレスイヤホーンとヘルスバンドの購入から。。。
そんな私。おかしいですか?

歯痛のなか今晩はお隣のT市の議員さんの後援会でお話をしてきます。
今の暮らしの大切さ。
となみ野に住む事に誇りを持つ大切さを話してきます。



オリンピックも聖地だ。

2014年02月26日
ソチオリンピックの終盤。22日、23日山形県鶴岡市に。

前から是非「羽黒の山伏星野さん」の所へ行きたいと思っていた。
念願がついに叶った。
しかし遊びという訳にはいかない。
シンポジウムでの講演とパネルディスカッション付き。
テーマは 「聖地観光」。
聞き慣れない言葉かもしれないが私には初めて聴いてぴったり来たから不思議。
さすが山伏星野さんの発想だ。




昨年は伊勢神宮、出雲大社のご遷宮の年で観光でも寺社がいわゆるブームになった年。
羽黒も出羽三山神社を中心とした月山山岳信仰とまちづくりを考え、関係市町村連携で取り組んでいる。
山伏星野さんとの出会いは6、7年前。あの中沢新一さんらと南砺を訪問された時から始まる。
その後は南砺での民藝全国大会やローカルサミット等を通じてお会いしていた。
以前から山伏に興味を持ち、一度訪問したいと思っていたのだ。

五箇山と同じミシュラン三ツ星。宿泊場所は雪深い出羽三山神社の斎館。
すべてが凄いパワーを発している。


山伏の聖地。
聖地とは来る人の価値観を変えるほどのパワーがある。
聖地には世界を変えるほどのエネルギーがある。
それが聖地。

歴史的な聖地もあれば比較的新しいが素晴らしい聖地もある。
地方ならではそういった聖地を守り育てて来れたのだろう。
そこに暮らす人。集う人がその地に誇りを持つことも大変重要となる。。
シンポジウムでは若手の山伏さんを交えて様々なお話を聴く事が出来た。

今回も多くの出会いがあった。どうしても再訪したい場所となった。


山伏の星野さんに。「山伏とは?」
お聴きすると「つなぎ役」「人と人。人と自然、人と祈り、人と神。。。。」
今の時代だからこそ山伏が必要なんだなあ。


私は山伏ではないが同じ毛坊主。市長というのも「紡いで、繋いで、編んで、価値を高める職業」
よし、見えた!!!!

龍を育てよう

2014年02月28日
広報3月号 投稿エッセイ

 「龍を育てよう」

 今年は富山第一高校全国制覇で盛り上がった。やっぱり最後まで諦めなかったから勝ったたのだと誰もが言う。それもそうだが、今までの苦しい練習の積み重ね、経験があったからこその勝利であることを忘れてはならない。ブータン国王の言葉を思い出す。

「皆さんは、龍を見たことがありますか?
龍は何を食べて大きくなるのか知っていますか?

龍は、経験を食べて大きく成長していくのですよ。

私たち一人ひとりの中に「人格」という名の龍が存在しているのです。

その龍は、年を取り、経験を食べるほど、
強く、大きく、なっていきます。

人は、経験を糧にして、強くなることができるのです。

そして何よりも大切なことは、
自分の龍を鍛えて、きちんとコントロールすることです。

同時に、「自分の龍を大切に養いなさい、鍛錬しなさい」
わがままを抑えることや、感情をコントロールして生きることが大切なのです。」

 経験が運も、ピッチの空気も、試合の流れもたぐい寄せるほどの力になるのだ。南砺の子ども達にも多くの素晴らしい経験を積んでもらいたい。そして人格という「龍」を家庭、学校、地域で成長させてほしい。この冬スキー競技において南砺の子ども達は素晴らしい成績だった。今年はソチオリンピックイヤー。大きな龍を育て、「人生」という大舞台で羽ばたいてほしいものだ。
作者 : 田中幹夫

南砺市長。 人が好き。南砺が好き。企業・利賀村役場職員を経て南砺市議会議員。そして2008年2代目「南砺市長」当選。53歳 市政・地域おこし・まちづくり・グリーンツーリズム・スキー・そば・ネパールなど様々な話題を提供します。南砺市利賀村で母、妻、長女(看護師)、長男(大3)、次女(大1)家族。

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